シャルロット・ダーク

主人公。好奇心と正義感が強く冒険が大好きで危険を顧みない。
勉強、家事共に苦手だが、世界を旅する召喚士になるのが夢。
一流の召喚士の条件、ドラゴンに憧れている。

幼い頃、住んでいた村が魔物に襲われ壊滅、
その時師匠となるロードに救われ以来ロードを師とし、共に旅をしている。
村に伝わる不幸を呼ぶとされる禁書、「黒き魔道書」の後継者。

*召喚士…その名の通り魔獣を召喚する。
魔獣との契約方法は様々だが、力量がないと召喚どころか命がないので
大抵は魔獣に「力」を示し、認めさせる。
難しい職業の一つ。

*黒き魔道書…クラキの村に伝わる禁書で、伝説では邪悪で恐ろしい「何か」が
封印されている魔道書。
書が選んだ人物以外、その書に長く触れている事は出来ない。
(気がふれるか魔物化する為)




ショコラ・ダーク

シャルロットの妹。
シャルロットの後をいつも追いかけている。
賢く、大人びた口調をするも本当は泣き虫。
勘がいい。




セディロス・ダーク

シャルロット姉妹の従兄。
優秀な兄とよく比較される為かコンプレックスを
抱いている。




バルディウス・ダーク

王都の魔法学校を首席で卒業する程の
優秀な魔法使い。
優しく、面倒見もいい為、
シャルロットやショコラとも仲がいい。




ロード・スペクトリー(ヴィシャス・アン・アレクストルデル)

「蒼き稲妻」。シャルロット達の住むアルバロン国の英雄。
若かりし頃はフランバルというアルバロンに隣接する小さな国に仕える英雄だった。
が、ある悪魔の出現により、フランバルは死者の国と化し、
世界中を戦争の渦に呑みこませようとしていた。
それを阻止すべく、当時フランバルで開発中だった
「死のエレメンタル・ストーン」を使い、フランバルを雷魔法で焼き尽くした。
以来アルバロン王の下、フランバルで失くしたフィオリーネ王女を生き返す
方法を見つけるべく、各地の事件を解決しつつ旅をしている。

*エレメンタル・ストーン…魔力増強具の一つ。
主に武器や防具につける魔石の一種で、
主に採掘で採れる。
純度の高いもの程強い魔力を宿し、その分体に負担もかかる。

*「死のエレメンタル・ストーン」…黒い色をしていて、たった一つで
小さいとはいえ国一つを消滅させた魔石。
フランバル消失事件で砕け散り無くなったらしいが…。




菊(通称菊さん)

普段はマロアという魔獣に化けているが、実はホーリードラゴン。
見た目は愛らしいが、性格はほぼオジサン。
綺麗なお姉さんや美味しい食べ物に目がない。
ホーリードラゴンは密猟者等から身を守るために普段からマロア
という魔獣に化けるのだが、菊さんは変身が下手な為に
一族から爪弾き者になっていた所をロードに拾われる。
高位のドラゴンなので人の言葉を解し、己も使える。

*ホーリードラゴン…非常に珍しく、そしてその多くは通常のドラゴンより強い。
その為、ハンター達に狙われ常に危険にさらされている。
召喚士なら誰もが憧れるという程、力量のある者でないと従わせる事は難しい。




オルマ

心優しき精霊士の女の子でシャルロットの友達。
幼い頃に捨て子だったオルマを大精霊エルダが拾い育てた。
以来エルダを慕いエルダを護る巫女となったが
シャルロットと出会い、今まで村を出る事など考えもしなかったが
外の世界に憧れを抱くようになる。
回復魔法が得意。
たまにとんちんかんな事を口にするが本人は至って本気。

*精霊士…その名の通り精霊を召喚し、傷を癒したり、時に
攻撃したりする。
が、精霊は心が綺麗な者か心を許した者にしか姿を見せない為、
魔力云々の前に資質が試される。




レオン・G・アルカイザー

誇り高く数々の武芸の達人を輩出した竜族の末裔。
プライドが高く、上から目線で物事を見る事があるが、実は仲間想いで優しい一面も。
竜族の生き残りであり、長。
竜族の長は竜に化けられる特性があり、その為に竜族大量惨殺事件の後、
ある人にコレクションとし捕まっていたが、シャルロットに救われる。
以来、シャルロットに「竜の誓い」という名の忠誠を誓った。

*竜の誓い…竜族の長は代々、己の「主」となる者に生涯を
かけて忠誠を誓うという伝統がある。
代々「王」に仕える為大抵はその時代の王に対して行う。




ミナ・マクゴナガル

一見美少女に見えるが、実年齢はロードと同期。
ロード、ミナ、フィオリーネ、カリオス(アルバロン王)は昔仲のいい友人同士だった。

アルバロン国の魔道総司令官で、氷魔法が得意な為、「氷結の女王」と呼ばれている。
色々と黒い噂も絶えない人だが、ロードに一途に想いを寄せている。