桜唄-sakurauta-


               作詞作曲…望月木霊  技術…妹  歌…結月ゆかり




さくら舞い散れ夢の如く
弧を描き塵となれ
翳す手のひらが血に塗れ
時を止めても―――


薄紅色の花びら
淡く 解けてしまいそう
儚く揺れる姿は君の夢幻


脳裏に焼きついてる
悲しみの向こうに
太刀を取れ 記憶を切り裂いて


人は後悔し生きるもの
迷いさえ勇気となれ
悲しみ乗り越え人はみな
強くなるから

さくら散りゆくは人も同じ
この命尽きれども
巡り巡りゆく時の答え
いつか掴むから




痛む心の傷跡
癒すすべも知らなくて
頬を流れる泪さえ
今は紅(あか)に染まる


人は何故忘れようと
すればするほど
鮮明に 記憶が蘇る?


さくら舞い踊れ月の下で
君恋し悲しみが
届かぬ夢さえ
忘却へ誘(いざな)う月の下(もと)




解き放て 心を呼び覚ませ


人は後悔し生きるもの
迷いさえ勇気となれ
やがて来るべきその時まで
涙枯れても

さくら狂い咲き夢の如し
その命尽きれども
巡り巡りゆく時の答え
きっと掴むから











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